Monthly archives of “2月 2021

自宅で!桜のお花見キット

自宅で!桜のお花見キット

自宅で桜のお花見を楽しみませんか?

昨年ご好評いただいた自宅で自分の思うように桜をいけるキット、
自宅で!桜のお花見キット」がバージョンアップして帰ってきました。

自宅で桜のお花見キット

今年は、桜の枝に加えてペンペン草ともよばれるナズナもプラス。
桜並木の小道を歩いているような感覚をご自宅でお楽しみいただけます。
器はアンティーク感をプラスしたものをご用意いたしました。

必要なものがすべてそろったキットでお届けしますので
届いたらすぐに作ることができます。
昨年ご注文いただいた方で器がまだ残っている方には、
中身だけ注文いただけるおかわりキットもご用意。

明るい気持ちで春を待つ。
春待ち、桜のお花見キット。

ぜひ、ご自宅で楽しんでみてください。

さらに、昨年遠方のご友人の方や、福祉施設にご入居中のご家族の方へ
ギフトとして贈られる方が多かったことより、
贈って自分にも届く!桜のお花見キットダブル」も登場。

自宅で!桜のお花見キット

こちらは、ご友人・ご家族の方へ「自宅で!桜のお花見キット」をプレゼントされた方へ、
幸せのおすそわけとして、桜のお花見キットのミニが届く内容となっております。

日々懸命に現実と向き合われている医療従事者の方へ、
オンラインで学びながら、通学できる日を待ち望んでいる学生さんへ、
福祉施設にご入居中のご家族の方へ、
勇気づけたい友人へ、

距離は離れていようとも、
大切な人と桜を楽しむ機会をつくりませんか。

大切なひとを元気づけるために、
この「桜のお花見キット」をご活用いただけると嬉しく思います。

ご購入はあげたけONLINE

子どもたちの個性が満開!「教えないフラワーアレンジメント教室」

昨年、一昨年と好評だった
キッズ向けフラワーアレンジメント教室を、
今年も複数のこども園さんで開催させて
いただきました。

その名も
教えないフラワーアレンジメント教室」。

お花をきれいに生ける技術を教えるのでは
なく、
フラワーアレンジメントを通して
自分の内面と向き合い、
創造力・編集力・表現力をみつけてもらう
ことを
目的としたワークショップです。

たくさんのお花を教室にならべていくと
みな興味津々。

「青いのきれー」
「あっ 好きなお花あった!」
「これなにー?ぜんまい?!」

講師役のスタッフがお花を1つ1つ紹介して
お花をカットするときのポイントだけ
お伝えしたら、
いざ花選びスタート。

お花屋さんでお花を選ぶように
自分の好きなお花を選んでいきますよー。

なんだか楽しそうなことがはじまったぞ、
と先生方のテンションもアップ。笑

今年は白いストックというお花を1本ずつ配り
それ以外の6本のお花を自由に選んでみよう
というスタイル。

組み合わせを考えながら
慎重~に花を選んでいく男の子。

好きな色のグラデーションで
花をとっていく女の子。

白いストックが気に入ってもう1本使う、
という子もいました。

自分の頭の中にひろがるイメージ。
それをどう表現するか?
そのためにはどのお花が必要?

選ぶこと自体がとっても楽しそうで、
見守る先生方からも思わず笑顔がこぼれます^^

ぜんまいは昨年はあまり人気がなかったのですが、今年は多くの子が選んでいましたね。

選び終わったテーブルでは、
「もうはじめていいかー?」
と待ちきれない様子。

いよいよ制作スタート!

この日のために自分たちで手作りした花器に、選んだ花を思い思いに生けていきます。

すべてのお花をまずは短くカットしていく子。
同系色をまとめて生けていく子。
長いまま大胆に挿していく子。

長いままだと倒れるな。。
重すぎて入れ物が傾いちゃう。。
じゃあどうしたらいい?
考えたり工夫したりすること1つ1つが
学びです。

まわりや人の目を気にすることなく、
自分の世界に没頭している子どもたちの姿は、ほんとうにいいものですよね。

真剣な子どもたちの様子、ぜひご覧ください。

真剣に作るって楽しいね。
集中すると気持ちいいね。
そして、誰かに喜んでもらえたら……最高だね。

できたー!!

どうしてこのお花を選んだの?
どうしてこのお花をここにさしたの?

と聞くと、じつにクリエイティブな答えが
返ってきます!

子どもたちの作品をコメントと共にいくつか
ご紹介します。

(オレンジのバラがすっとしていてかっこいいし、下の方にもお花がいっぱいあってきれいだね!どうしてこういう風にしたの?)

もっとお花いっぱいにしたかったからどうしようかなと思ってお花を(短く)切って増やした。お母さんがお花好きだからいっぱいにした。青いお花がきれいだったから。
(花器をまわして)こっちが前ね!
新しいおうちに持っていって飾りたい!

(色の組み合わせがとってもきれい!お花も全部の長さが違うところが工夫してあってすごいね。どうしてこういう風にいけたの?)

このピンクと黄色のお花がきれいだから。
いちばんよく見えるように。おーちゃんに見せたい。(おーちゃんって?)うちにいる。赤ちゃん。喜んでくれると思う。

(ぜんまいを2つ選んだんだね!びょーんって長いのが勢いがあってカッコいい!どうしてこれを選んだの?)

かっこいいしおもしろいから。触ってもおもしろいよ。ピンクと赤のお花はお母さんが好きだから選んだ。(自分が)好きなのは黄色。(だから入れ物は黄色なんだね!)
うん。顔を描いた。
(お花)むずかしくない、たのしかった!


・・・話を聞いていてびっくりしたのは、
多くの子が家族や大切な人を思い浮かべて
花を生けていたこと。

誰かを喜ばせたい。

誰に教えられるでもなく、自然にそう思って
表現ができる子どもたち・・・すごいです。

一部しかご紹介できないのが残念なくらい、
本当に1つ1つの作品に個性が出ていて、
のびやかで、
すてきなアレンジメントばかりでした。

教えないフラワーアレンジメント教室では、
子どもたちに「どの長さに切ったらいい?」と聞かれたら
「どの長さに切ったら作りたいお花になる?」
といった具合に質問を返すようにしています。 

必要なのは大人が考えた答えや正解ではなく、
子どもたち自身が主体的に考え、
自分の内面に向き合い、
時には失敗から学びながら、取り組むこと。

そのため、このワークショップでは
お手本も用意していないんです。

お手本も正解もない、
教えないフラワーアレンジメント教室。
興味のある方はお気軽にご連絡ください!

日々目の前のことに追われてしまい、ふと
「そもそも自分は何をしたかったんだっけ?」という状態になりがちな
大人の方にも、オススメですよ。



こども園のみんな、そして先生方、
今年も貴重な機会を
ありがとうございました!

フローリスト

雑誌「月刊フローリスト」で紹介いただきました

全国で販売されているフラワー業界の専門誌「月刊フローリスト」3月号(2021年2月8日発売)で、花工房あげたけデザイナーの高田と福井のフラワーアレンジメントを紹介していただきました!

フローリスト

都市部の花屋がならぶ中で、地方の花屋をピックアップして頂けたこともうれしいですし、お客様のために、海外で研鑽を積んだり、様々なバリュエーションの花を創作したりと、バックヤードで花に真摯に向き合ってきたスタッフにスポットライトをあてていただいたことを心から嬉しくおもっています。

これからも、今まで以上に、喜びと驚きと感動をお客さまといっしょにつくる花屋として挑戦しつづけていきます。

植物オニ、登場!「植物で作って撮る、仮面ワークショップ」を開催しました。

今回は節分にちなんで、
植物で鬼の仮面を作ろう!という企画です。

鬼といってもこわいだけでなく、
おもしろい鬼、優しい鬼、友達になりたい鬼、
いろいろです。たとえばお母さんが怒ったときは
どんな鬼になる?

そんな話からイメージをふくらませて、
さっそく制作スタート!
思い思いの植物を手に取り、
白い仮面をデコレーションしていきます。

お父さんと参加した5歳の男の子、
「もみの木を上の方につけたい!」
「角度はこれで!」
「茶色いワタは口につけたい!」
と頭の中にはっきりとしたイメージがある様子。

お父さん曰く「いつもは甘えん坊のママっ子」
だそうですが、そんな様子はみじんも感じさせず
大胆でかっこいい鬼を完成させていました。

4歳の女の子は、手伝おうとするお母さんの手を
振り払って自分でやる!と。
「ワタの真ん中にお花をつけたい」
「これは手に持つ用」
とこちらも自分の世界観が明確。

できあがった仮面をつけたら、ハイチーズ。
洋服ともマッチして
めちゃくちゃおしゃれな鬼さんの誕生です。

ちょっとお兄ちゃんの男の子は
「僕はツノと髪の毛だけにする!」

大人が
せっかくだからもうちょっと何かつけたら?
といっても「いや僕はこれで」ときっぱり。

白い仮面は下半分をきりとると
つけていた鬼滅の刃柄マスクがぴったり!
アニメから飛び出してきたかのような
楽しい鬼になりました。

そのほかにも一人ひとりの個性や「これが好き」が表現された鬼ばかり。

大人も触発されて真剣に制作中。

ワークショップでは、とにかく子どもの自由な
発想に驚かされることが多いんです。

大人だと奇をてらったものを作ろうと意識しすぎてしまったり、これまでの経験から「まぁこういう感じだろう」みたいな思い込みに縛られがち。

でも、子どもたちは
のびのびとその先入観を超えてきます。

その様子に思わずハッとさせられたり、
とても誇らしいような気持ちになります。

一人ひとり違う個性や新鮮な感性を大切に、
このまま大きくなってほしいと願うばかりです。

ご参加いただいた皆さま、
ありがとうございました。

植物を使った体験型ワークショップは、
今後も開催していきたいと考えています。

季節によって「春の妖精づくり」とか
「秋のハロウィンおばけづくり」とかもいいなぁ

※今回の企画は「つくる」をテーマにさまざまなワークショップを展開されている なわのわ さん主催の「つくるくる」プロジェクトの一環で開催させていただきました。