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寄せ書きのようなフラワーアレンジメント

寄せ花

寄せ書きを書いたことありますか?
もらったことはありますか?

その当時の友人仲間や同僚が、その当時の関係性のなかでつづってくれた言葉のあつまり。

字がうまいとかへたとか、
えーそこに書くー?!とか、
色紙の質がどうこうとか、
書かれていることがたとえその場しのぎであったとしても、

人の気持ち集まったものの前に、
そのような表面的なことはどうでも良くなってしまいませんか。

寄せ書き。
これだけモノも情報も大量にある世の中のなかで、二度と手に入れることのできないもの。一瞬で当時にタイムスリップさせてくれるもの。

・・・

今日は地元の小学校から卒業式のお花の注文が入ってきました。
あとは送別会で行えないのでせめてお花という退職のお花のご注文も。

「寄せ書きのような、その瞬間を大切にできるお花をつくれないだろうか」
との想いで、一昨年より「寄せ花」という商品をご案内しております。

ひとつ事例をご紹介します。

中学校の卒業式。
お世話になった先生に、花かごをもってもらい、
生徒一人一人が先生への感謝の言葉とともに、自ら選んだ花を手に取り、
先生のもっている花かごに挿していきます。

みんなの感謝の言葉を伝えおえたあとには、
まるでそのクラスを象徴するようなフラワーアレンジメントが完成。

「美しい花にならないかも・・・」というご心配はご無用。
生徒一人一人が感謝の気持ちを口にしながらつくった花のあつまりの前に
アレンジメントのクオリティはたいして関係ないのです。

アレンジメントの美しさ<みんなでつくった時間の記憶
を象徴するお花なのです。

実際にお花を受け取られた先生は、とても喜ばれていらっしゃいました。
レポートはこちら

世界一腕のいい花屋さんでも、かないっこない感謝の花。

それが寄せ書きのお花ヴァージョン、「寄せ花」です。
卒業式、送別会に活用したいと今年もすでに何件かお問い合わせをいただいております。

普段照れ臭くていえない感謝の言葉を、相手に伝えて、花を渡しませんか?
人に言葉と花で感謝を伝えた経験が自分と相手を成長させてくれると考えています。

フラワーリース

初心を思い出させてくれるフラワーギフト

「入学式」のこと覚えてますか?

新しい環境に飛び込むあの期待と不安の入り混じった気持ち。
初心ともいうべきあの気持ち。

思い出すと感謝の気持ちや前向きな気持ちが湧いてきませんか?
それとも苦い記憶の方がでてきますか。

いずれにしても初心のころ、ほとんどの人が、期待と不安のなかで行動していた自分がいたはず。今より知識や経験が少なくても昔の自分は挑んでたりしてませんか?

開店祝いのお花を届けるとき、
この挑んでる人に会うんです。

もちろん大人の方ですからみなさん一念発起して店を立ち上げてる方がほとんど。そんな方にお花を届けるたびに自分も初心に帰ります。まさに時間をこえて自分を空の上から眺めてる感じ。

そんな初心を思い出させてくれる体験、花は得意なんです。

これまでの経験上いくつかおすすめがあります。

たとえば、その季節の旬の花を1種類20本くらいギュっと束にしてギフトするもの。花の印象が視覚的にものこりつつ、香りも強くなり、花を抱きかかえるように持つので、様々な感覚でその時期を記憶できます。

「あれこれなんか懐かしい香り・・」という感じで初心にタイムスリップできたりします。たくさんの花をつかったアレンジも美しいけど、相手のために「いつか初心に帰る体験」をギフトするという粋なギフトをした方はぜひおためしあれ。

あともうひとつは写真のようなフラワーリース。

フラワーリース

フラワーリース

こちらはお客様にメッセージを考えてもらいそのメッセージをもとに生花・ドライフラワー・プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーでオリジナルなデザインするというもの。

胡蝶蘭や観葉植物ほど場所をとらず、ずっと飾れる仕様で制作しているため、みるたびに開店当時のことや、プレゼントしてもらった言葉が脳裏をよぎります。

ほかの方からのギフトに埋もれてしまうこともあるかもしれません。でも挑んでいる方の前にして自分の初心をおもいだせば、伝わったら嬉しいくらいな気持ちになれると思います。

今月お花をお届けした挑んでる方たち。
花屋も応援してますよー!

【今回ご紹介した商品】
メッセージリース

(余談)
はじめて田舎からでた時。
スマホでググれないあの時代。
「モータープール」と書いてある看板をみて、一度だけ水着をもって
駐車場にいったことがあります。初心は偉大だ。

桜のアレンジメント

GAPでフラワーギフトに力を

おなかぺこぺこの時の塩おにぎり。
牡丹雪が舞う時期の露天風呂。
サウナで整えたあとのビール。

格別ですよねー⭐︎

普段なにげなく接しているモノやコトが、環境やタイミングで、最高な体験になったことってみなさんも経験があるとおもいます。

お花についても、たとえば街に桜が満開になるシーズンにもらう桜のアレンジメントよりも、雪のある頃にもらう桜のアレンジメントの方が、春の到来が楽しみになるような体験をさせてくれますよね。

花屋には世の中よりも約2ヶ月ほど早く旬のお花が入ってくるんです。

経験上、街に咲くお花のピークと、フラワーギフトに使用する時期に、この時間的なGAPがあればあるほど、もらわれた方は喜ばれていらっしゃいます。

GAPにやられたー!というやつです。

ぜひみなさんがフラワーギフトをされる際に、花屋さんに旬のお花をリクエストしてみられることをオススメいたします。そんなあなたの心遣いがテコの原理となってフラワーギフトに力を与えてくれますよ!

というわけでは、最近桜がはいってきましたので本日オーダー頂いた方のアレンジメントに使わせていただきました。

桜のアレンジメント

桜のアレンジメント

みてください桜。

桜のアレンジメント

桜のアレンジメント

美しい。

ただただ素直に美しい。

理屈なんてありませんね。

1枚目のアレンジメントは誕生日のお花。街の桜が咲く前に桜を楽しめるという体験ギフトです。

2枚目のアレンジメントはお供えのお花。長寿を全うされた故人の人生の歩みに敬意を表しておくられたものです。花に正解ありません。故人への敬意と心遣いが素晴らしいですね。

ほんと、なんというかこうしてお客さまと接しているとお客様の心の中にある花を、私たち花屋が最大限気持ちが伝わるように料理させていただいているのだなあと感じます。

・・・
だから花工房あげたけなんですね。
うまいこと言えたなあと思ったところで今日はここまで。

春のフラワーアレンジメント

花屋の花が一番美しい季節っていつ?

日本には四季があってそれぞれの季節の花を楽しむことができるのですが、お客さまから「花屋の花が一番美しい季節っていつですか」と聞かれることがあります。

いつだと思われますか?

花工房あげたけで「1月後半から2月にかけて花屋にある花は、種類も多くとても美しいですよ」と回答しています。

お花見シーズンの4月は、みなさんご存知のとおり、春の陽気が訪れ、桜や菜の花が咲き春らしい雰囲気になりますよね。その暖かくなる前、まだ肌寒い季節の中で、春の到来を予感させる花、実はこれがとても美しくオススメなんです。

小学校のときみなさんも育てたことがあるんじゃないかと思われるヒヤシンスなどもこの頃ですね。香りを嗅ぐと懐かしいあの頃がフラッシュバックするのではないでしょうか。

今日はそんな春の花たちを共演させた上から眺めるタイプの春のアレンジメントを役場に納品しました。昨年から定期的にフラワーアレンジメントを納品させていただいてるんです。

職員の方から楽しみにしてます!など声をかけてもらったからには力が入ってしまいますね。

春のフラワーアレンジメント

花はチューリップにはじまり、ムスカリやラナンキュラス、アルストロメリア、ヒメミヅキもはいってます。

厳しく、寒い冬を乗り越えて、こんなにやさしい表情をする春の花たち。なんだか心が温かくなりませんか?

あとは、香りをとどけられないのがとても悔しいっ!
そのくらい五感で春を感じられる春のアレンジです。

みなさんの春ももうすぐそこまで。
大変な時こそやさしくいきましょう。

あげたけONLINEでは、
春の枝もの好評ご案内中です!