2025.07.22 In Styling 花器スタイリングを楽しむ夏 花を「着る」という、新しい関係 「着る花屋」──それは、花を“飾る”のではなく、自分や空間が“まとう”感覚で花を扱うという、あげたけの哲学。わたしたちが服を選ぶように、気分や場面に応じて、花のスタイルを変えてみる。それは「装う」ではなく、「寄り添う」に近い感覚かもしれません。 器からはじまる、花のコーディネート あげたけの花づくりで、いちばん最初にすること。それは“どんな花器に入るのか”を知ることです。丸いガラス、素朴な陶器、細長い筒、ざらりとした鉄器。器の質感、色、かたち…そのすべてが“空気”をつくる主役。だからこそ、あげたけでは器を見てから花を合わせます。まるで洋服に合わせてアクセサリーを選ぶように、器という“身体”に、花という“衣”を着せていくのです。 生活に、スタイルとしての花を たとえば、仕事帰りにお気に入りのコーヒーカップを選ぶように、「今日はこの器にこの花を飾ろう」と選ぶ日常。それは、花を“所有”するのではなく、“楽しむ”暮らし方。着る花屋の提案は、特別な日のブーケよりも、ふとした瞬間に気分をまとうような花のある生活です。 花と器の関係に、あなたらしさを 服を着ると、その人の“雰囲気”が伝わりますよね。同じように、花器と花の組み合わせにも、その人らしさがにじみます。無骨な器に、ひと枝だけ。繊細な器に、あふれるように。花と器の“間”にある余白が、あなた自身を映す鏡になるかもしれません。 ぜひご自宅にある花器を持ってご来店ください。器に似合うお花を一緒に発見し、器に命を吹き込みましょう。