教えないワークショップ Tag

子どもたちの個性が満開!「教えないフラワーアレンジメント教室」

昨年、一昨年と好評だったキッズ向けフラワーアレンジメント教室を、今年も複数のこども園さんで開催させていただきました。その名も「教えないフラワーアレンジメント教室」。お花をきれいに生ける技術を教えるのではなく、フラワーアレンジメントを通して自分の内面と向き合い、創造力・編集力・表現力をみつけてもらうことを目的としたワークショップです。 たくさんのお花を教室にならべていくとみな興味津々。「青いのきれー」「あっ 好きなお花あった!」「これなにー?ぜんまい?!」 講師役のスタッフがお花を1つ1つ紹介してお花をカットするときのポイントだけお伝えしたら、いざ花選びスタート。お花屋さんでお花を選ぶように自分の好きなお花を選んでいきますよー。 なんだか楽しそうなことがはじまったぞ、と先生方のテンションもアップ。笑今年は白いストックというお花を1本ずつ配りそれ以外の6本のお花を自由に選んでみようというスタイル。組み合わせを考えながら慎重~に花を選んでいく男の子。好きな色のグラデーションで花をとっていく女の子。白いストックが気に入ってもう1本使う、という子もいました。自分の頭の中にひろがるイメージ。それをどう表現するか?そのためにはどのお花が必要?選ぶこと自体がとっても楽しそうで、見守る先生方からも思わず笑顔がこぼれます^^ ぜんまいは昨年はあまり人気がなかったのですが、今年は多くの子が選んでいましたね。選び終わったテーブルでは、「もうはじめていいかー?」と待ちきれない様子。 いよいよ制作スタート!この日のために自分たちで手作りした花器に、選んだ花を思い思いに生けていきます。 すべてのお花をまずは短くカットしていく子。同系色をまとめて生けていく子。長いまま大胆に挿していく子。長いままだと倒れるな。。重すぎて入れ物が傾いちゃう。。じゃあどうしたらいい?考えたり工夫したりすること1つ1つが学びです。まわりや人の目を気にすることなく、自分の世界に没頭している子どもたちの姿は、ほんとうにいいものですよね。真剣な子どもたちの様子、ぜひご覧ください。 真剣に作るって楽しいね。集中すると気持ちいいね。そして、誰かに喜んでもらえたら…

植物オニ、登場!「植物で作って撮る、仮面ワークショップ」を開催しました。

今回は節分にちなんで、 植物で鬼の仮面を作ろう!という企画です。 鬼といってもこわいだけでなく、 おもしろい鬼、優しい鬼、友達になりたい鬼、 いろいろです。たとえばお母さんが怒ったときは どんな鬼になる? そんな話からイメージをふくらませて、 さっそく制作スタート! 思い思いの植物を手に取り、 白い仮面をデコレーションしていきます。 お父さんと参加した5歳の男の子、 「もみの木を上の方につけたい!」 「角度はこれで!」 「茶色いワタは口につけたい!」 と頭の中にはっきりとしたイメージがある様子。 お父さん曰く「いつもは甘えん坊のママっ子」 だそうですが、そんな様子はみじんも感じさせず 大胆でかっこいい鬼を完成させていました。 4歳の女の子は、手伝おうとするお母さんの手を 振り払って自分でやる!と。 「ワタの真ん中にお花をつけたい」 「これは手に持つ用」 とこちらも自分の世界観が明確。 できあがった仮面をつけたら、ハイチーズ。 洋服ともマッチして めちゃくちゃおしゃれな鬼さんの誕生です。 ちょっとお兄ちゃんの男の子は 「僕はツノと髪の毛だけにする!」 大人が せっかくだからもうちょっと何かつけたら? といっても「いや僕はこれで」ときっぱり。 白い仮面は下半分をきりとると つけていた鬼滅の刃柄マスクがぴったり! アニメから飛び出してきたかのような 楽しい鬼になりました。 そのほかにも一人ひとりの個性や「これが好き」が表現された鬼ばかり。 大人も触発されて真剣に制作中。 ワークショップでは、とにかく子どもの自由な 発想に驚かされることが多いんです。 大人だと奇をてらったものを作ろうと意識しすぎてしまったり、これまでの経験から「まぁこういう感じだろう」みたいな思い込みに縛られがち。 でも、子どもたちは のびのびとその先入観を超えてきます。 その様子に思わずハッとさせられたり、 とても誇らしいような気持ちになります。 一人ひとり違う個性や新鮮な感性を大切に、 このまま大きくなってほしいと願うばかりです。 ご参加いただいた皆さま、 ありがとうございました。 植物を使った体験型ワークショップは、 今後も開催していきたいと考えています。 季節によって「春の妖精づくり」とか 「秋のハロウィンおばけづくり」とかもいいなぁ ※今回の企画は「つくる」をテーマにさまざまなワークショップを展開されている なわのわ さん主催の「つくるくる」プロジェクトの一環で開催させていただきました。