今回は節分にちなんで、
植物で鬼の仮面を作ろう!という企画です。
鬼といってもこわいだけでなく、
おもしろい鬼、優しい鬼、友達になりたい鬼、
いろいろです。たとえばお母さんが怒ったときは
どんな鬼になる?
そんな話からイメージをふくらませて、
さっそく制作スタート!
思い思いの植物を手に取り、
白い仮面をデコレーションしていきます。
お父さんと参加した5歳の男の子、
「もみの木を上の方につけたい!」
「角度はこれで!」
「茶色いワタは口につけたい!」
と頭の中にはっきりとしたイメージがある様子。
お父さん曰く「いつもは甘えん坊のママっ子」
だそうですが、そんな様子はみじんも感じさせず
大胆でかっこいい鬼を完成させていました。
4歳の女の子は、手伝おうとするお母さんの手を
振り払って自分でやる!と。
「ワタの真ん中にお花をつけたい」
「これは手に持つ用」
とこちらも自分の世界観が明確。
できあがった仮面をつけたら、ハイチーズ。
洋服ともマッチして
めちゃくちゃおしゃれな鬼さんの誕生です。
ちょっとお兄ちゃんの男の子は
「僕はツノと髪の毛だけにする!」
大人が
せっかくだからもうちょっと何かつけたら?
といっても「いや僕はこれで」ときっぱり。
白い仮面は下半分をきりとると
つけていた鬼滅の刃柄マスクがぴったり!
アニメから飛び出してきたかのような
楽しい鬼になりました。
そのほかにも一人ひとりの個性や「これが好き」が表現された鬼ばかり。
大人も触発されて真剣に制作中。
ワークショップでは、とにかく子どもの自由な
発想に驚かされることが多いんです。
大人だと奇をてらったものを作ろうと意識しすぎてしまったり、これまでの経験から「まぁこういう感じだろう」みたいな思い込みに縛られがち。
でも、子どもたちは
のびのびとその先入観を超えてきます。
その様子に思わずハッとさせられたり、
とても誇らしいような気持ちになります。
一人ひとり違う個性や新鮮な感性を大切に、
このまま大きくなってほしいと願うばかりです。
ご参加いただいた皆さま、
ありがとうございました。
植物を使った体験型ワークショップは、
今後も開催していきたいと考えています。
季節によって「春の妖精づくり」とか
「秋のハロウィンおばけづくり」とかもいいなぁ
※今回の企画は「つくる」をテーマにさまざまなワークショップを展開されている なわのわ さん主催の「つくるくる」プロジェクトの一環で開催させていただきました。