あなたはどちらがおこのみ?
あなたはどちらがおこのみ?
卒寿(90歳)を迎えるお花好きの女性へのギフトブーケ。
ハロウィンらしい色づかいをとのリクエスト。
秋も花が充実する季節なので、
来年も再来年も秋を楽しみになってもらえるような花の構成にしました。
90歳の誕生日おめでとうございます。
花にふれ、さらに人生を楽しんでください。
トマトはトマトでも、
あの農家さんが作られるトマトは
格別においしい、
といったようなことが
お花の世界でもあり、
バラの名手と言われる農家さんがいます。
その方のつくるバラは、
立ち姿に品が宿り、
通常のバラよりも格段に長持ちします。
そんな素晴らしいバラをつかった
結婚記念日用のブーケ。
足して足してではなく、
黄金比のスープのように、
足しながら引き、
もっともバラの美しさがたのしめる
比率をめざして設計しました。
やはりバラはグッときますね。
そして香りとおもさを感じられるブーケがいい。
以上、
日常的にたくさん花にふれてても
やはりバラのブーケは強いとおもった
花屋からおおくりしました。
昨日は地元の名産品のPRプランニングを、
今日は鳥取大学の学生へ授業を。
半分花屋で半分よろず屋の
花屋の三代目です。
先日鬼滅の刃の無限列車編をみてから、
鬼滅熱がぶりかえしてしまい、
風呂場で心を燃やしながら読んでます。
今朝は産屋敷耀哉の
「永遠というのは人の想いだ」のセリフに
再びずっきゅーんと心をうちぬかれました。
僕が経営している花屋も、
長男として少しだけど自覚している家のことも、
今日の授業のテーマであった「地域」のことも、
ずっと持ち続けられるもの、
続いていくものなんてあまりなくて、
最後は想いだけなんだろうなと
今日はこんこんと考えたりしました。
そんな考えをめぐらしていると、
やっぱり想いは伝えとかないとなあと、
想いしか残せんからなあと、
今日はこんこんと考えたりしました。
こうしてうちこんでいる
電子化されたテキストよりも、
自分の声の色をつかって伝えた方が、
引き継がれやすいのかもしれませんね。
過去に誰かからもらった記憶してる言葉って
その人の声色で記憶してたりしませんか。
・・
昨日は、お客様に御注文いただいた、
Weddings撮影用のブーケ・ヘアパーツなどなど
のお渡し日。
ドレスの色はもちろん、好みの色みなども
丁寧に教えていただいたのでスタッフも
イメージをふくらましやすかった様子。
結婚式というカタチ。
これからも変わることがあると思いますが、
大切にしますという想いがそこにあるのであれば
あとは時代にあわせたやり方で良いのかもしれません。
想いを伝えるというシーンを、
創意工夫で記憶にのこるサポートができる
花屋でありたいと思います。
明日は中秋の名月。
満月なのは8年ぶりらしいですね。
電気やテレビ、スマホがない時代には、
夜空を眺めて過ごしていたと言われているので、
いまよりももっと月の表情に親しみを感じていたはず。
想像もつかない感覚ですが、
やっぱり、私たちは「便利」と何かを
交換していきてるんですね。
便利になれると、
不便にいらいらしてしまったり、
制限がかかると、
ストレスを感じてしまったりしてますが、
いままで先人たちがつくってくれた便利は、
そのほとんどが不便とストレスの中から生まれてきてるとおもえば、
去年あたりからのいろんな制限は、暗い陰を落としながらも、
他方では新しいものを生み出すにはこの上ない時期であるかもしれません。
すべてはじぶんの心が決めている。
明日は中秋の名月で満月。
すなおに「いいことあるかもしれない」と
おもって、2021年の後半を過ごすといいかもしれない^^
地元の自然の造形美からインスピレーションをもらってます。
バターがとけたようなオレンジ色にやける夕焼け空だったり、
梅雨時の湿気た風が音をたてて吹き抜ける漆黒の黒い海だったり、
青い空に強めの筆圧で描いたような美しい稜線の山々。
流動的にあらわれるこの自然の絵画を大型スクリーンで
あじわっているような感覚になることがよくあります。
ほんとに贅沢な時間。
私たちはこの自然美に敬意をはらいながら、
そこに人の技をくわえて心に作用するものをつくっています。
秋になって、お花の種類がグッと増えてきました。
過ごしやすくなってきた季節を謳歌してるもの、
曲線が美しいもの、色づき方が秋らしいもの。
それらのお花ひとつひとつの自然美を最大限に引き出して、
フラワーデザイナーによる技・計算・黄金律で美しく束ねた
ブーケが新登場です。
ご自宅にフラワーベースがある方は、
包装をはずしてそのまま飾るだけで、
絵画を飾ったような景色を屋内にとりこめますし、
季節のご挨拶のようなニュアンスでギフトも粋ですね。
お好みの色味でつくることも可能ですので、
ご自宅用にギフトに季節の美しさをご活用ください。
▼ご紹介アイテムはこちら
自然美をふんだんに束ねたブーケ
服えらびをするとき、
力を抜くところをつくることがありますが、
ファッション以外でも、
かっちり型に決めすぎないことを
楽しみたいときがあったりしませんか。
ある程度型を楽しんだら少し離れてみる。
型のすばらしさを知ってるからこそ
楽しめることかもしれません。
成人式の前撮り用に作らせていただいたブーケ。
整えすぎない、
ほどよいラフさを
リクエストいただき制作。
胡蝶蘭のそばから顔をのぞかせる植物、
ユーカリの葉の前で美しく咲く花などなど、
画一性をするりとはなれ、自由で個性的な雰囲気をつくりました。
色味は着物と帯に合わせているので主役と花の間で調和する設計です。
どのような前撮り写真になるのか
私たちもとても楽しみ。
みなさんもたまには
型からはなれてみるを楽しんでみてはいかがでしょう。
わたしたちは、型を大切にしながらも
型をはなれることを許容できる世界が
いいなあとおもってます。
食通の方がいるように、花通といいますが、
お花を買うこと、もらわれることが多かったり、
お花をご自身でいけられる方がいます。
そんな方に
「お花を贈りたいけど難しすぎる、、どうしたらいいのー?」
という方へ。
ポイントをご紹介します。
それはずばり「旬を取り入れる」こと。
ちょうど今頃たべる梨がおいしいように、花にも旬があります。
旬のものをいただくということはぜいたくな「心のよろこび」。
お花が大好きな人は、このあたりの感覚が
すばらしい方が多いと私たちは経験上考えています。
花通には、必ずしもウニ・トロ・イクラが正解ではなく、
今一番おいしい魚(今もっとも美しい花)を届ける
気持ちをたいせつにいうことですね。
旬をいれることが決まったら
あとは花屋さんに旬の編集を依頼するだけ。
本日はまさに花通の方へのブーケのオーダーがありました。
旬な秋の花、色を意識的にいれて、かわいいというよりも
シックな雰囲気でというリクエストにおこたえ。
お花が好きな方ということでもらわれた瞬間よりも長く楽しめることを
想定したデザインにしました。
旬をだきかかえられるブーケ。
喜んでいただけたらうれしいです。
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気持ちと季節の花束 – Large –
「息子の誕生日に花を」というご注文。
お察しのとおりというと、
なんとも悲しいのだけど、
父から息子へのフラワーギフトはレアケース。現時点では。
あげたけはこのケースをとても応援したいし、
父と息子の関係性を花や植物をつかってもっとおもしろくしたい。
「はじめてお前に会ったとき、心臓が飛び出るほどうれしかったんだよ!」と
ストレートな気持ちで花を贈れたら息子さんは人生のあゆみのなかで、
人に素直な気持ちを伝える勇気をもてるかもしれません。
まだまだ、もっと、
花でよろこびやおもしろみをつくれることを
お客さまから教えてもらいました。
ちなみに、お父さん世代の方に「お花贈りませんか?」をお伝えすると
かなりの確率で、「あんた何か悪いことしたん」と言われると
回答がかえってきます。現時点では。笑
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気持ちと季節の花束 – Midium –
花工房あげたけの運営する学校「コンパス」にて
春の香りが爽やかに漂うスプリングブーケのワークショップを開催しました。
普通に花束を作ってもおもしろくない。
ということで、
花束にテーマを設定して創作にチャレンジしていただきました。
詳しいレポートはコンパスWebサイトで。