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90歳の誕生日祝いの花束

90歳の誕生日のギフトブーケ

卒寿(90歳)を迎えるお花好きの女性へのギフトブーケ。

ハロウィンらしい色づかいをとのリクエスト。

秋も花が充実する季節なので、
来年も再来年も秋を楽しみになってもらえるような花の構成にしました。

90歳の誕生日おめでとうございます。
花にふれ、さらに人生を楽しんでください。

バラのブーケ

やっぱりバラのブーケ

トマトはトマトでも、
あの農家さんが作られるトマトは
格別においしい、

といったようなことが
お花の世界でもあり、
バラの名手と言われる農家さんがいます。

その方のつくるバラは、
立ち姿に品が宿り、
通常のバラよりも格段に長持ちします。

そんな素晴らしいバラをつかった
結婚記念日用のブーケ。

足して足してではなく、
黄金比のスープのように、
足しながら引き、
もっともバラの美しさがたのしめる
比率をめざして設計しました。

やはりバラはグッときますね。
そして香りとおもさを感じられるブーケがいい。

以上、
日常的にたくさん花にふれてても
やはりバラのブーケは強いとおもった
花屋からおおくりしました。

フラワーブーケ

すべてはじぶんの心が決めている

明日は中秋の名月。
満月なのは8年ぶりらしいですね。

電気やテレビ、スマホがない時代には、
夜空を眺めて過ごしていたと言われているので、
いまよりももっと月の表情に親しみを感じていたはず。

想像もつかない感覚ですが、
やっぱり、私たちは「便利」と何かを
交換していきてるんですね。

便利になれると、
不便にいらいらしてしまったり、

制限がかかると、
ストレスを感じてしまったりしてますが、

いままで先人たちがつくってくれた便利は、
そのほとんどが不便とストレスの中から生まれてきてるとおもえば、
去年あたりからのいろんな制限は、暗い陰を落としながらも、
他方では新しいものを生み出すにはこの上ない時期であるかもしれません。

すべてはじぶんの心が決めている。

明日は中秋の名月で満月。
すなおに「いいことあるかもしれない」と
おもって、2021年の後半を過ごすといいかもしれない^^

自然美をふんだんに束ねたブーケ

自然美をふんだんに束ねたブーケ

地元の自然の造形美からインスピレーションをもらってます。

バターがとけたようなオレンジ色にやける夕焼け空だったり、
梅雨時の湿気た風が音をたてて吹き抜ける漆黒の黒い海だったり、
青い空に強めの筆圧で描いたような美しい稜線の山々。

流動的にあらわれるこの自然の絵画を大型スクリーンで
あじわっているような感覚になることがよくあります。
ほんとに贅沢な時間。

私たちはこの自然美に敬意をはらいながら、
そこに人の技をくわえて心に作用するものをつくっています。

秋になって、お花の種類がグッと増えてきました。
過ごしやすくなってきた季節を謳歌してるもの、
曲線が美しいもの、色づき方が秋らしいもの。

それらのお花ひとつひとつの自然美を最大限に引き出して、
フラワーデザイナーによる技・計算・黄金律で美しく束ねた
ブーケが新登場です。

ご自宅にフラワーベースがある方は、
包装をはずしてそのまま飾るだけで、
絵画を飾ったような景色を屋内にとりこめますし、
季節のご挨拶のようなニュアンスでギフトも粋ですね。

お好みの色味でつくることも可能ですので、
ご自宅用にギフトに季節の美しさをご活用ください。

▼ご紹介アイテムはこちら
自然美をふんだんに束ねたブーケ
自然美をふんだんに束ねたブーケ

フラワーギフト

お花をもらい慣れてる方へのフラワーギフト。 大切なのは、高いお花よりも大切な○○○。

食通の方がいるように、花通といいますが、
お花を買うこと、もらわれることが多かったり、
お花をご自身でいけられる方がいます。

そんな方に
「お花を贈りたいけど難しすぎる、、どうしたらいいのー?」
という方へ。

ポイントをご紹介します。
それはずばり「旬を取り入れる」こと。

ちょうど今頃たべる梨がおいしいように、花にも旬があります。
旬のものをいただくということはぜいたくな「心のよろこび」。

お花が大好きな人は、このあたりの感覚が
すばらしい方が多いと私たちは経験上考えています。

花通には、必ずしもウニ・トロ・イクラが正解ではなく、
今一番おいしい魚(今もっとも美しい花)を届ける
気持ちをたいせつにいうことですね。

旬をいれることが決まったら
あとは花屋さんに旬の編集を依頼するだけ。

本日はまさに花通の方へのブーケのオーダーがありました。

旬な秋の花、色を意識的にいれて、かわいいというよりも
シックな雰囲気でというリクエストにおこたえ。

お花が好きな方ということでもらわれた瞬間よりも長く楽しめることを
想定したデザインにしました。

旬をだきかかえられるブーケ。

喜んでいただけたらうれしいです。

▼ご紹介アイテムはこちら
気持ちと季節の花束 – Large –
気持ちと季節の花束

コンパス|スプリングブーケWORKSHOP開催レポート

花工房あげたけの運営する学校「コンパス」にて
春の香りが爽やかに漂うスプリングブーケのワークショップを開催しました。

普通に花束を作ってもおもしろくない。

ということで、

花束にテーマを設定して創作にチャレンジしていただきました。

詳しいレポートはコンパスWebサイトで。

三代目日記|麗しい仕事姿

三代目啓一です。ちょっと長いです。

出張から帰るときの羽田から鳥取行きの最終便で帰った時の
CAさんのアナウンスがすばらしかったんです。

品良く、ゆっくりと、間をとって、暖かい感じで。

ANAには頻繁に搭乗していてこれまでのCAさんのアナウンスも丁寧ではあったのですが
「この人あきらかに何かが違うぞ」と思い、タダでさえ高い座高をさらに伸ばしアルパカのごとく前方を見たんです。

するとかなりベテランっぽい方のお姿が。(すみません勝手な推測です)引き続き様子を見ているとお客様がシートにあるカタログを指差して何かギフトを頼まれた模様。

そのCAさんは対応方法がわからなかったようなのですが、すぐさま若いCAさんに対応方法を確認しテキパキとお客様対応されていました。「ひょっとしたら出戻りの方かな」と勝手な妄想を進めているうちに無事飛行機は着陸。

ぼくは最後から二番目に降りたのですがそうすると「大変お待たせいたしました」との暖かい言葉。「ステキなアナウンスでした」と直接お伝えする予定が最後のコメントがこれまた暖かく、なぜか深くおじぎをしてその場を立ち去るという不可思議な所作をしてしまいました笑(なんか恥ずかしい・・・)

いやいやそのくらいは他のCAさんもしてるよという意見も聞こえてきそうですがトーンや間の取り方があきらかに違ったんです。「ひょっとして最終便だからお客様が疲れていることを念頭にそう話されているのでは?」「とすると朝なら送り出してくれるバージョンもあるのかな」とさらに妄想する自分。

ぼくの勝手な推測としては「このCAさんはあきらかに目の前にいるお客様に集中され自分で考えて判断して行動されている」と思いました。誰かに教わった感とかマニュアル感とか全く感じなかったですし。

ぼくが花屋の二階でしているコンパスという学校は「教えない学校」を特長の一つにしていて、自ら考えて自分のやり方を見つけることを標榜しているので、今回のこのCAさんの行動はガツーン!とぼくの胸を打ったのでした。

「なんで俺は深くおじきをして何も言えなかったんだ・・」とまるで告白できないまま卒業したかのような感情に苛まれたぼくは初めてANAのお客様相談室にお礼のメールを書いておりました。

本日回答がきてこのことを担当CAに伝えますと聞いてホッとするとともに、もしまた最終便に乗った時は「あの時アルパカのようにしていたものです」(これは冗談)とか「本当は直接お礼をお伝えしたかったのです」と伝えるぞーーと思ったのでした。


さてそろそろ花の話題へ。
今日は送別会の花のご注文をいただきスタッフが爽やかに仕上げてくれました。パステルカラーが春感を演出してて良い感じです^^

送別会のシーズン、ネットで挨拶文とか検索せず、自分で考え抜いた言葉でおくりだしてあげてはどうでしょうか。

スマートな言葉よりも絶対に伝わりますよ!
(くれぐれも深いおじきだけにはされませんよーに)

 

三代目日記|まだない花屋になり続ける

三代目啓一です。

都内に出張だったので、ついでにインスタでフォローさせてもらってるお花屋さんでも訪問しようかなと思ったけどやっぱやめました

僕たちの目指すところは別のところにあるから。

花や植物の持つ魅力を一人でも多くの方に知ってもらたいというのは業界共通の想い。

業界のためにも他の花屋にならうのではなく、尊敬しつつも距離感を保ち、僕らは僕らだからこそできることを自ら問い続けて、花屋をリノベし発信していこうと思います💪

さて、古道具屋さんへのギフト装花の紹介。「古道具屋さんだからドライになっても楽しめる花材をプレゼントしたい」ということで、バンクシアとナンキンハゼの枝もの系花束と、ミモザやゼンマイなどのフレッシュ系花束を制作。ドライにしても表情が楽しめるものにしました😻

最近祝いごとでもドライになるお花の人気がUP!
「祝いにドライなんて縁起わるーい」という声もありますが、僕はアリだと思ってます。
とても喜んでいただいてますよ☺️