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教えないフラワーアレンジメント教室

今日は地元のこども園で「教えないフラワーアレンジメント教室」。

教えないということは、正解がないということ。いまの世の中のように、正解がない世界でも、自分の人生を自分の手でつくってほしい、そんな願いからこの教室を継続的に実施しています。

「誰にあげようかな?」「こんなのつくりたいな」こどもたちはまずテーマを決めてもらい、テーマが決まったら、300本以上の花のなかから、好きな花を7本選び、自作した器に花をいけていきます。

頭のなかにあるテーマを五感をフル活用して、目の前につくりだす時間。「これであってる?」「どのくらいの長さにきるの?」そのような質問に、「どのくらいの長さだったらテーマができあがる?」と回答していきます。

これからの時代に必要な挑戦することや、創造すること、つくること、これを短時間の間に楽しみながら体験してもらっています。

今年のクラスはみんなとても元気。繊細というよりは豪快に作品をしあげてくれました。短い時間、花にふれながら体験した、人をおもって、想像して、つくる、を小学生になっても積み重ねっていってほしいです。

今日はみんなありがとうね。

「教えないフラワーアレンジメント教室」は出張授業の対応も承っております。出張エリアに応じて実施形態がかわります。そのほか、企業団体さまの商品・サービス・コンセプトにあわせたワークショップの設計が可能ですので、ご検討の場合はお気軽にお問い合わせください。

花工房あげたけ
lei@agetake.co.jp
0858-37-2010

教えないフラワーアレンジメント教室

教えないフラワーアレンジメント教室

三代目啓一です。

世の中が動き始めているせいか多忙です。
師走前に師走みたいだあああ。。

さて、11月6日に図書館で
「教えないフラワーアレンジメント教室」
をします。

参加してほしいのは、
「お花をうまくつくりたい!」方ではなく、
「私の人生100年時代を面白くするぞ!」みたいな方なんです。

そのワケを説明しますね。

このイベントでは、たくさんの花のなかから
好きな花だったり、自分のピンっときた花を7本選び、
アレンジメントをつくってもらいます。

この手のイベントをすると
「わたしセンスがないからなあ・・・」
とかけっこう言われるんです。

そう思われている方、
胸に手をあててみてください。

人の目を気にしすぎて、
「うまく、完璧につくること」に
とらわれすぎてはいませんか。

プロのフラワーデザイナーになるぞーという方や、
誰かに購入してもらうための商品をつくっている方は
それでいいのかもしれないのですが、

そうでない方は、まわりの目なんか気にせず
花との時間を楽しんでしまえばいいと思うのです。

といっても、「たのしかったー!」という気持ちに
なっただけでおわってしまってはもったいない、
というか意味がない。

そこでこの教室ではアレンジメントをとおして、
自分のなかにある「こだわり」や「個性・特性」を
みつける工夫をしています。

なぜかというと、
それらを自分の中にみつけることやその見つけ方を
しることが、あなたにとって価値があると信じているからです。

この教室を企画した僕にとって、
アレンジメント教室はあくまで手段、
本質は自分の中に将来花咲く種をみつけにいくことなんです。

なので、
お花を美しくアレンジメントする方法は
教えない教室なんです。

・・・と、たいへんわかりにくい教室なのですが

手を動かし、頭をつかい、
美しい花や、珍しい花に触れられる時間を
デザインしておりますので
ご興味あればぜひ足を運んでみてください。

※北栄町図書館で検索してご予約くださーい。

教えないフラワーアレンジメント教室

図書館でフラワーアレンジメント教室

三代目啓一です。
今日はイベントのご紹介です。

「教えないフラワーアレンジメント教室」
というものを地元のこども園でやらせてもらっておりまして、
その模様をあげたけのブログにて紹介しているのですが、

▼こちら

子どもたちの個性が満開!「教えないフラワーアレンジメント教室」

全国からお問い合わせをいただいており、
世の中が落ち着いたら少しずつまわれたらいいなあと考えてます。

たくさんある花の中から7つ好きな花を選んで
目のまえに器に作品をつくりあげるというこの教室。

チャレンジしてみてほしいのは
実はおとなのほうなんです。

ググったり、
タグったり、
SNSをみることで、
知識を得てもしくは得たつもりになって
何もはじまってない。
そんなことはありませんか。

この教室では、
本もみれない、
検索もできない、
何も教えてもらえないという
非日常な時間をつくって、
その中で新しいものを生み出してもらいます。

きっといま、
世の中で必要とされている、
新しいものをつくるヒントを
垣間みれるかもしれません。

さて、そんなイベントを
今回は花屋をとびだして図書館で実施することになりました。

11月6日に花工房あげたけのある
鳥取県北栄町の北栄町図書館にて
「教えないフラワーアレンジメント教室」を
開催いたします。

限られた定員数での実施となりますが、
ご興味ありましたらぜひご参加ください。

また、当日はこのイベントのほかにも、
私がMCさせていただくイベントがあったり、
ヴィオラのコンサートがあったりと、
アートの秋を楽しめる催しがあります。

ぜひチェックされてみてくださいね。

http://www.e-hokuei.net/item/15317.htm#itemid15317

みなさんの秋が、
新しい気づきをみつけられる秋になりますように。

子どもたちの個性が満開!「教えないフラワーアレンジメント教室」

昨年、一昨年と好評だった
キッズ向けフラワーアレンジメント教室を、
今年も複数のこども園さんで開催させて
いただきました。

その名も
教えないフラワーアレンジメント教室」。

お花をきれいに生ける技術を教えるのでは
なく、
フラワーアレンジメントを通して
自分の内面と向き合い、
創造力・編集力・表現力をみつけてもらう
ことを
目的としたワークショップです。

たくさんのお花を教室にならべていくと
みな興味津々。

「青いのきれー」
「あっ 好きなお花あった!」
「これなにー?ぜんまい?!」

講師役のスタッフがお花を1つ1つ紹介して
お花をカットするときのポイントだけ
お伝えしたら、
いざ花選びスタート。

お花屋さんでお花を選ぶように
自分の好きなお花を選んでいきますよー。

なんだか楽しそうなことがはじまったぞ、
と先生方のテンションもアップ。笑

今年は白いストックというお花を1本ずつ配り
それ以外の6本のお花を自由に選んでみよう
というスタイル。

組み合わせを考えながら
慎重~に花を選んでいく男の子。

好きな色のグラデーションで
花をとっていく女の子。

白いストックが気に入ってもう1本使う、
という子もいました。

自分の頭の中にひろがるイメージ。
それをどう表現するか?
そのためにはどのお花が必要?

選ぶこと自体がとっても楽しそうで、
見守る先生方からも思わず笑顔がこぼれます^^

ぜんまいは昨年はあまり人気がなかったのですが、今年は多くの子が選んでいましたね。

選び終わったテーブルでは、
「もうはじめていいかー?」
と待ちきれない様子。

いよいよ制作スタート!

この日のために自分たちで手作りした花器に、選んだ花を思い思いに生けていきます。

すべてのお花をまずは短くカットしていく子。
同系色をまとめて生けていく子。
長いまま大胆に挿していく子。

長いままだと倒れるな。。
重すぎて入れ物が傾いちゃう。。
じゃあどうしたらいい?
考えたり工夫したりすること1つ1つが
学びです。

まわりや人の目を気にすることなく、
自分の世界に没頭している子どもたちの姿は、ほんとうにいいものですよね。

真剣な子どもたちの様子、ぜひご覧ください。

真剣に作るって楽しいね。
集中すると気持ちいいね。
そして、誰かに喜んでもらえたら……最高だね。

できたー!!

どうしてこのお花を選んだの?
どうしてこのお花をここにさしたの?

と聞くと、じつにクリエイティブな答えが
返ってきます!

子どもたちの作品をコメントと共にいくつか
ご紹介します。

(オレンジのバラがすっとしていてかっこいいし、下の方にもお花がいっぱいあってきれいだね!どうしてこういう風にしたの?)

もっとお花いっぱいにしたかったからどうしようかなと思ってお花を(短く)切って増やした。お母さんがお花好きだからいっぱいにした。青いお花がきれいだったから。
(花器をまわして)こっちが前ね!
新しいおうちに持っていって飾りたい!

(色の組み合わせがとってもきれい!お花も全部の長さが違うところが工夫してあってすごいね。どうしてこういう風にいけたの?)

このピンクと黄色のお花がきれいだから。
いちばんよく見えるように。おーちゃんに見せたい。(おーちゃんって?)うちにいる。赤ちゃん。喜んでくれると思う。

(ぜんまいを2つ選んだんだね!びょーんって長いのが勢いがあってカッコいい!どうしてこれを選んだの?)

かっこいいしおもしろいから。触ってもおもしろいよ。ピンクと赤のお花はお母さんが好きだから選んだ。(自分が)好きなのは黄色。(だから入れ物は黄色なんだね!)
うん。顔を描いた。
(お花)むずかしくない、たのしかった!


・・・話を聞いていてびっくりしたのは、
多くの子が家族や大切な人を思い浮かべて
花を生けていたこと。

誰かを喜ばせたい。

誰に教えられるでもなく、自然にそう思って
表現ができる子どもたち・・・すごいです。

一部しかご紹介できないのが残念なくらい、
本当に1つ1つの作品に個性が出ていて、
のびやかで、
すてきなアレンジメントばかりでした。

教えないフラワーアレンジメント教室では、
子どもたちに「どの長さに切ったらいい?」と聞かれたら
「どの長さに切ったら作りたいお花になる?」
といった具合に質問を返すようにしています。 

必要なのは大人が考えた答えや正解ではなく、
子どもたち自身が主体的に考え、
自分の内面に向き合い、
時には失敗から学びながら、取り組むこと。

そのため、このワークショップでは
お手本も用意していないんです。

お手本も正解もない、
教えないフラワーアレンジメント教室。
興味のある方はお気軽にご連絡ください!

日々目の前のことに追われてしまい、ふと
「そもそも自分は何をしたかったんだっけ?」という状態になりがちな
大人の方にも、オススメですよ。



こども園のみんな、そして先生方、
今年も貴重な機会を
ありがとうございました!